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AEDの講習会を開催しました。

5月23日(金)午後、技術職員18名が参加してAEDの講習会を開催しました。

講師は、(株)ノーバリース メディカル事業部の岩永さんにお願いしました。 

 岩永さんから心機能停止状態での早期の心肺蘇生の必要性や実際の使用例(5月22日日刊スポーツの記事)の紹介、心肺蘇生法→AEDの使用の実演があった後、2人ずつ組になって心肺蘇生法→AEDの使用を実際に体験しまし

た。

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岩永さんのお話によりますと、最近の救急救命では血流の停止によって脳細

胞が死ぬのを防ぐためにとにかく心臓マッサージを続けることが必要だとのこと。

心臓マッサージによって僅か数ミリでも血液を流すことで、脳細胞の死を防げるとか。

そのため、以前の救急救命の講習で行っていた人工呼吸は必ずしもしなくても良いそうです。

救急隊が来るまで、とにかく心臓マッサージを続ける。

しっかりと頭に叩き込んでおきましょう!

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AEDとは、 Automated External Defibrillator(「自動体外式除細動器」)の頭文字を並べたもの であり、臨床的評価によって、除細動器としての安全性と有効性が確認された器械である。 器械の電源を入れると、器械から音声で操作手順、方法が指示され、救助者はそれに従った 取り扱いを行うことにより、除細動を実施することができる。また、器械自体がセルフチェック 機能を有し、電源(バッテリー)も約5年間の寿命となっている。  救助者は傷病者の胸に電極パッドを装着し、音声指示に従って器械を取り扱うだけで、心電図 読解をはじめとする医学的知識がなくても、器械が自動的に除細動の適応か否かを判断してく れる。つまり、救助者は、器械が除細動の指示を出した時のみ、通電のボタンを押せば良い仕組 みになっている。  AEDはコンピュータ化され、精巧で操作しやすい器械であることから、欧米では多数の公共施 設に設置され、訓練を受けた市民による除細動が成功している。(ただし、現状でAED適応と認 められる対象は、8歳以上または体重が25kg以上の者とされている。)