発注者 札幌開発建設部
工期 2002/05/16〜2002/11/20
現場代理人 平尾 正志
工事概要 この工事は、北海道空知管内の最北端にある幌加内町で行われています。幌加内は、日本最寒の地(-41.2℃),そば作付け面積日本一,人造湖では、日本一の規模を誇る朱鞠内湖で知られる町です。この町を縦に縦断している国道275号線の道路の幅を広げる工事です。従来の車道は、わだちがひどく凹凸があり沢山のクラック(ひび割れ)が入った道路でした。今回、この車道の幅を広げ舗装を剥がし、新たに舗装をかけ直します。また歩道の幅も広げ、お年寄りや車椅子の方が歩きやすいようにします。


11月22日 ちょっと狭かった道路も幅員が広がり走りやすくなりました。

11月18日

中央破線:先日の舗装のあとに区画線を入れてます。これがないと、衝突事故が増えちゃいますよね。

ドット線 :交差点の一時停止のとこに入れる線です。この線があると交差点事故が減るらしいですよ。

完成 :これでほとんど完成しました。この写真は大雪の降る前ですよ!

ボックスカルバート:コンクリートを打設しました。なかなかの出来ですと関係者が言ってます。

護岸工事:以前壊した護岸を復旧してます。コンクリートのブロックを1段ずつ積み重ねる面倒な仕事です。
近くを通行されるかた、スピードの出しすぎには注意してください。
我が現場からちょっと離れたところに鬼門があるらしいですよ。
交通事故が多発してますからね。昼間でもライトを付けて安全運転に心がけましょう。

10月28日


一番上の層の舗装をしています。

歩道の舗装も今月中に完成予定です。
お近くを通行される方がいらっしゃったら、まだ片側交互通行で作業をしていますので、ご協力をお願いします。
■■■ちょこっとマメ知識■■■
開発局(国道工事)では、ちょっと前までは細粒度ギャップアスコンという種類が主体でしたが、現在では密粒度アスコンになりました。見た目は粗い感じになりましたが、強度は上がりました。流動性が低下したってことです。流動性が上がると自転車のスタンドで穴があいたりします。その分だけ見た目がツルツルしています。歩道などに使う細粒度アスコン(歩道用)がそのタイプですね。他にも沢山の種類の舗装があります。ちょっと気にして足下を見ると、結構面白いかもしれませんよ。

10月7日

先日取り壊していたボックスカルバートですが、コンクリートの中にはこれだけの鉄筋が入っています。

10月5日にやっとのことでコンクリートを打設しました。
今度は護岸の作業にはいります。早くしないと雪が降って来ちゃいますね。
幌加内は、そろそろ暖房が必要になってきました。みなさんも風邪には気を付けて下さいね。(私は既に風邪をこじらせました。)

9月14日

古い舗装を削ります。

砂利を足して綺麗に均します。

新しい舗装をかけます。

8月 道路の幅を広げました。
6月上旬 従来の舗装の調査をします。



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