発注者 帯広開発建設部
工期 2002/03/06〜2003/02/21
現場代理人 木村 容久
工事概要 帯広広尾自動車は、芽室町を起点とし、帯広市を通り 広尾町に至る延長約80kmの高規格幹線道路です。道 東道、帯広空港、十勝港にアクセスすることにより高速 ネットワーク網が形成され、十勝管内の交通体系の向上 だけでなく、日本の食糧基地としての十勝の飛躍的な発展 が期待できる重要な路線です。今回の工事は、その一部で ある道東道と帯広空港の手前に設置される川西IC間の 約17kmの内、帯広JCTよりの約4.3kmを施工する舗装 工事です。
(不二・東光・西江経常建設共同企業体)


3月17日
年明け早々のレポートから早くも2ヶ月が経過しました。
この間工事終了に伴い変更数量の算出・竣工検査の書類作成と多忙を極め、
途中予定していましたレポートの掲載を端折ってしまいました。
それ故、今回の開通式の報告が最後となります。
長い間(否、1度でも)ご覧頂きました皆さんに感謝申し上げます。
今後も、引き続きこの「現場Diary」で建設工事(の現場)をお訪ね下さい。
十勝晴れの3月15日(土)、帯広広尾自動車道が開通しました。
今回開通したのは、道東道と接続する帯広JCT〜川西ICの約17kmです。
開通式の様子をご覧頂こうと思って私も楽しみにしていましたが、残念ながら出来ません。
そうそうたるご来賓のためか、工事担当者の私ですら会場に近づくことが出来ませんでした。
非常にご不満だとは思いますが、開通式をいくらかでもイメージして頂くために当日の開通前の写真を掲載しますのでご容赦願います。

いつもの北6線橋から十勝IC方向です。(奥は帯広市街)
北6線橋から帯広JCT方向

1月14日

今年も開通(3月)報告まで、このレポートを是非ご覧下さい。

昨年末は、12月中旬に雪が降り(20cm)ましたが天候に恵まれ予定通りに作業が進み、ほぼ完成に近い状態になりました。
3月開通までの残りの作業は、夜間走行時に必要な視線誘導標と除雪作業に必要なスノーポール等の設置です。
昨年末と新年早々の写真を掲載します。

12月23日  P=740〜終点方向

1月10日 ほぼ上と同じ位置より(1月4日 70cmの降雪)

1月10日 P=1400〜帯広市街を望む

12月2日
前回予想した通り、写真には11月25,26日に降った雪がしっかり写っています。この時期十勝地方を含め太平洋側は晴れの日が続き大変気持ちが良いのですが、その分放射冷却現象で冷え込みが厳しくなります。この間の雪も未だに解け切らずに残っています。順調に進んでいた作業にも大きな打撃となりました。今回は、完成まで後1月余りとなった雪の残る現場の状況をお伝えします。
P=85〜
道東道との接続部分である帯広JCTの料金所の手前です。
舗装も終わり一部路面標示も入っていますが、まだ作業が残っています。

P=1400〜
路床仕上げ→凍上抑制層と進み、下層路盤工を施工中です。


P=2510〜士狩大橋  
もう少しで完成です。今回は掲載しませんでしたが、斜張橋の士狩大橋は青空にくっきりと浮かび上がり美しい姿を見せています。

P=935(北7線橋)〜
この工事の明暗を左右する最後に残った切土部の施工状況です。縦断排水(降った雨水や切土部の湧水等を集めて流します)がほぼ終了し、路床掘削も後数日です。この後路床(掘削面)を仕上げ、凍上抑制層と下層路盤工合わせて85cm
の切込砂利を入れます。さらに以前紹介しましたRGを施工して、いよいよ舗装(3回)で仕上げとなります。

P=3700〜終点  
真新しいガードレールのメッキが強い日差しで輝いています。この日は8時過ぎには
ご覧のような青空になりましたが、写真を撮った15時でも雪はまだ消えていません。

11月5日
多分今回の写真が、現場に雪が写っていない最後の写真になるでしょう(そうならないことを願ってはいますが・・・)。
起点方向から順次ご覧下さい。
ここが起点(工事の始まりP=-100) です。
この位置からの撮影は初めてです。
料金所です。
北6線橋から見るとこんな感じです。

P=100〜

P=763〜

P=935〜
掘削も終わりスッキリしました。法面の植生工の後、舗装工事が始まります。

P=1700〜

P=2430〜
ガードレールの支柱打込、中央分離帯のコンクリートシール(排水溝)も完了。
右手は、飛雪防止柵( 除雪した雪が交差する下の道路に飛ぶのを防ぐ) の鋼管杭の打込中。
P=3700〜
舗装も終わりすっかり道路らしくなりましたが、一般車両が通れるようになるにはまだまだ色々な物が必要です。
何時も走っている道路と比べて、何が足りないでしょうか?
P=4160(終点)〜起点方向

10月25日
うっすらと雪化粧した日高山脈−士狩大橋より
冷え込みが続く中、10/23より仕上げの舗装(排水性舗装)がスタート−士狩大橋(R側)
切土工事も切土搬出が終了−この後改良工事での厚層基材種子吹付施工後、いよいよ排水工からの施工開始です。

北6線橋→起点方向

北6線橋→終点方向
おまけ−帰省途中に通る、芽室町内にある交通事故の起こらない(!?)道路です。
かわいい案山子さん達が見守っています。安全運転で!

10月1日 全線分の写真を掲載します。全部の写真をつなげて、全工区4,260mをイメージして見て下さい。

北8線橋(P=175)〜JCT方向

P=100〜763

P=763〜

北7線橋(P=940)〜

北6線橋(P=1330)〜起点方向

北6線橋(P=1330)〜終点方向

西士狩橋(P=2160)〜

北4線橋(P=2440)〜

士狩大橋A1(P=3060)〜

士狩大橋A2(P=3680)〜

北1線橋A1(P=4160)〜起点方向

9月24日 サイクリング in ハイウェイ

秋晴れの9月22日(日)、当工区を含む帯広広尾自動車で「サイクリングinハイウェイ」が開催されました。これは、建設中の帯広広尾自動車道の来年3月開通予定を記念して、開通前の帯広広尾自動車道を自転車で走って貰おうと一般の方に開放されたものです。絶好の日和のもと、参加した約300人が往復10kmのサイクリングを楽しみました。
この後、いよいよ工事も最盛期を迎えます。

開会式の様子

50人程のグループに分かれて、まずは記念撮影

いよいよスタート!
小さなお子さん、家族で、車椅子の方、
工事関係者等様々な参加者

こ〜んなのぼり(十勝サイクリング協会)の横を通って

美しい士狩大橋を渡っていきました

9月11日
北海道の季節はもう秋です。
その証拠に、私は先日「ちゃんちゃん焼き」を食べ、更に毎日「イクラの醤油付け」を食べています。そうです、「秋味」の季節を迎えました。注意してみると、現場の周りの木々もポツポツと色づき始めています。企業体の事務所では、"昼は冷房、夜は暖房"とエアコンも奮闘中です。今月末にはいよいよストーブの出番となるでしょうか。
食糧基地十勝では、現在"いも"の収穫真っ最中で、毎日何十台もの大型貨物車が走り回っています。今後、いもに続いて次から次に収穫が行われます。そして、雪が降ろうかと言う頃にはかなりの台数のダンプを使い"ビート"の収穫が始まります。その頃には工事も"完成間近"と行きたいのですが、・・・・・。

さあ、今回も現場の進み具合を見て頂きましょう。


"ボウチュウカンorカンチュウカン"と言った状況の元、雨の日に事務所から撮った「士狩大橋」です。 手前の白い花は「ソバ」、その向こうは「とうもろこし」です。事務所の土地を借りている上川さんの畑です。

北6線橋→起点方向
おなじみですね。掘削も、もう少し。

北6線橋→終点方向

何時も写真を撮っている北6線橋(終点に向かって)

起点部はすっかり料金所らしくなってきました。
(道東道に向かって)

9月2日

踏掛版生コン打設状況です。(士狩大橋 A−2 R側です。)
踏掛版は残す所あと1ヶ所です。
西士狩橋A−1 L側(1ヶ月後の施工予定です。)

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