発注者 日本道路公団
工期 2003/07/04〜2003/11/30
現場代理人 糸谷 聡
工事の目的 工事内容は、道央自動車道の伊達IC〜虻田洞爺湖ICの間約7km区間における舗装改良(切削オーバーレイ)工事です。この種の工事は現在各所で行われています。車で走行中に見た方もいらっしゃるのではないでしょうか。現道路面を切削し、新たな舗装(高機能舗装)をします。高機能舗装とは、一般的には排水性舗装と呼ばれているもので、雨水等を舗装内部に浸透させて排水するものです。一般的な舗装と比較して、水たまりの発生によるハイドロプレーニング現象の防止・雨天時の視認性の向上(水しぶきが上がりにくい)という主な効果と、走行騒音の低減という二次的な効果も期待できます。今後高速道路については全延長を高機能舗装に改良していく計画のようなので、何年か後には雨の日も快適に走行できるようになるかと思います。


10/4
夜間作業による施工開始から約1ヶ月。ようやく現場施工が完了しました!
雨天による中止が予想以上に多かったことや、土日・祝日の作業ができなかったため、当初の予定より半月も工程が延びてしまいました。
しかし、無事故で終了する事ができたので、ホッとしています。

上り施工起点

上り施工終点

下り施工起点

下り追い越し起点

下り終点
◆9/24
昼間施工初日です。雨の為、予定工程より一週間遅れでの施工となりました。
現場から昭和新山と有珠山が望め、噴火湾が広がる風光明媚な所です。 
昼間施工はあと、3日間で終了です。(雨はもういらないです。) 職員一丸となってがんばります。
◆8/26
下請け業者が決定したので、安全大会を開催しました。
参加者は約60人で、工事内容・高速道路上での作業における注意事項について説明を行いました。
また、道路公団の職員の方にも参加していただき、「発注者という視点から見た安全対策」も聞くことが出来ました。
◆8/8
ただいま現地の調査(数量確認)と合材〔道路工業(豊浦)&イブリアスコン(登別)〕の室内配合を行っています。
現況路面は全線にわたってクラックが(総延長6000m!)発生しています。
特に上り車線がひどく、一部(1kmほどの間)全面に亀甲状のクラックが発生しています。
有珠山がすぐ近くなので、噴火の影響かな?と思い、聞いてみましたがそれとは全く関係ないそうです。
>>着工前の写真です

上り車線(長万部方向)起点

上り車線終点

下り車線(札幌方向)起点

下り車線終点

<<亀甲状クラック発生状況>>
公団の監督員も『高速道路でこういうのは記憶にない』程の状態です。
クラック補修は切削後も見える物のみの施工なので、少し消えてくれればいいんですが・・・

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