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■9/28
■8/30
■8/11
■7/25
■3/9
工事は2月20日(1月中旬に工期が延期になりました)に完成しました。28日に検査が行われ無事終了。一番違いの分かる場所で写真を見比べてみて下さい。着工前です。
完成写真です。道路が真っ直ぐになっています。交差点の信号も照明灯も変わっています。これら別の工事で行われました。
久し振りの親子岩です。この時期、親子岩は夕日に映えます。天気の良い日には多くのカメラマンで賑わいます。
親子岩のまつわるお話です。親子岩に特に惹かれるのも、このような「いわれ」があるでしょうか。
親子岩の近くの海に注ぐ「キリシタナイ川」という小さな川にも、このような歴史があります。古い町の歴史を探るのも、結構面白いものです。
親子岩を望む海水浴場から様似漁港までの間は、格好の「ウォーキングコース」になっています。雪も無く歩き易いためか、一年を通して多くの人達に利用されています。
海水浴場から続く遊歩道です。真っ直ぐ行きますと、様似漁港です。
観音山公園の展望台からみた遊歩道です。先端が漁港。
実は、現場事務所はこの遊歩道のすぐそばにありました。でも、「海を眺めながらのんびり」歩いたのは一度だけ。「のんびりと」と何時も思いながら、何故か余裕が持てないままに今回も終わってしまいました。また、次回へ持越しです。

■2/8
年明けから瞬く間に1月が過ぎました。相変わらず雪の降らない日々が続いています。
馬産地である日高の何処ででも見られる牧場の風景です。数日前に少し降った雪がかすかに残っています。
雪が降らないお陰で、工事の方も順調に進みました。縦断管、マンホール、集水桝等の埋設関係の作業の後、縁石(歩車道境界ブロック、植樹帯ブロック)を布設しました。
規制の後ろの方に見える看板です。幼稚園のバスが止まるバス停付近をバリケードで囲って作業帯にしているので、バスを誘導するために用意しました。子供たちには「フジケンタロウ」君がどのように見えたでしょうか。
縁石の布設が終わった所の歩道の舗装です。工事のためとは言え、歩行者の皆さんにはご不便をお掛けした事と思います。
12月初めに打替工の施工を開始して以来、約1月半で表層の施工を迎えました。写真は終了間際の施工状況です。
表層施工後、区画線を引きます。道路の幅員が広がり(片側車線 4.25m→5.50m )、より走りやすくなりました。
以前ご紹介しました寒別橋には情報ボックスの鋼管が添架されます。このように露出する部分には火災などから管の中のケーブルを守るために「耐火防護」を施します。
写真ではクレーンのブームと架空線がクロスして見えますが、架空線は道路向こうのものです。最近工事によるライフライン事故(架空線、埋設管の切断、破損)が増えていますが、この工事では無事故で終える事が出来そうです。
完成までもう少し。後、若干の作業(耐火防護、仮移設した標識の復旧)が残っていますが、ここまで無事故・無災害でこれたのが何よりです。

■1/10
2007年が始まりました。工事が始まってから約半年、早いものです。
昨年の12月は雪がほとんど降らず、工事も順調に進みました。車両の通っている所とバリケードで囲まれた部分の一部が打替工を終了しています。(12月29日の状況です)
同じく12月29日の写真です。浦河方向から来ると、ドライバーにはこのように見えるでしょうか
年明けは5日から作業を始めています。年末年始も雪は降らず、年前とほとんど同じ状態です。手前が縦断管、奥が打替工です。
縦断管の埋戻し状況です。この日の施工で、縦断管は完了しました。打替工も後数日で終了、このまま雪の無い状態で完成させたいものです。
様似町にある古いお寺「等じゅ院」です。等じゅ院は、第十一代将軍徳川家斉が1806年に建立した、蝦夷三官寺の一つです。昨年創建二百年を記念して、本殿が移転・新築されました。

等じゅ院の説明です→ココをクリック
護摩堂です。この建物は、本殿建立後に立てられましたが、移転・修復はされたものの建立当時のものです。
護摩堂の説明板です。
山門に付いている、水戸黄門でお馴染みの”葵の御紋”です。
このような古い建造物にお目にかかれることは、歴史の浅い北海道では、うれしい限りです。また、このような”出会い”が、色々な所で工事をする時の楽しみの一つでもあります。

■12/15
12月に入り、支障物件が片付き、本工事のメインである打替工が始まりました。打替工とは、現道の舗装・路盤を撤去し、新たに路盤・舗装を施工するものです。最初に、舗装を取り壊し撤去します。
取壊した舗装をダンプに積込、当社の中間処理施設に運搬します。
舗装に引続き、路盤を撤去します。現道に使われているのは切込砂利(40mm)ですが、今回は以前にも紹介しましたコンクリートを破砕した再生骨材(40mm)を使用します。
再生骨材の路盤が完了した後、舗装を施工します。現道の舗装厚は3層15cmでしたが、今回の施工では5層26cmとなります。とりあえず、3層17cmまで施工します。
全景はこのようになっています。緑色のバリケードに囲われた中で作業をしています。傍らを通る車と歩行者に気を使う、なかなか気疲れのする作業です。右手の山側に向かって車線を切り替えながら作業を進めて行きます。左手方向には「親子岩」があります。
一度積もった雪もほぼ解け、現場付近に雪はほとんどありません。工事を進める上で非常に助かります。しかし、それほど遠くない日高山脈はご覧のように真っ白。何時までこの状態が続いてくれるでしょうか。
雪と共に、鳥たちもやって来ました。現場から直ぐの様似川では毎年見られる光景です。同じ白い色でも、鳥なら大歓迎ですが。
おまけです。何時もここを通るたびに気になっていましたが、やっと写真に収めました。
「問題」の一つつや二つは、確かに思い当たります。そうか、だから「寂しさ」を感じないんですね。いや、「感じる余裕が無い」と言った方が正解でしょうか。”年の暮れ”ともなると、このような言葉に不思議と目が止まることはありませんか?

■11/24
今回北海道で初めてとなる「鋼製地覆」を施工しましたので、作業の流れに沿ってご紹介します。「鋼製地覆」は、簡単に言いますと”既設の地覆にアンカーボルトを打ち込み、それに鋼製の地覆をボルト締めして固定した”ものです。主に橋の幅員を広げたりするのに使用されています。

ベースプレートの孔に合わせ、アンカーボルト(径32mm)の設置出しを行い削孔(径35mm,深さ300mm)します。
アンカーボルトを定着させるために、ケミカルアンカーを使用しました。化学反応で硬化します。
孔にケミカルアンカーを挿入し攪拌(化学反応)します。攪拌し終わったら直ぐアンカーボルトを打ち込みます。施工時の気温は約13℃。2時間位でほぼ硬化しました。
アンカーボルトを打ち込んだ翌日、ベースプレートを設置しました。今回、一番広い所では50cm広げました。
ベースプレートの設置が完了した後、フェースプレート(上蓋)をかぶせボルト締めします。
フェースプレートの設置が完了した後、プレートの継目をコーキングします。
設置完了です。飛び出ているボルトは既設の防護柵の支柱を設置するためのものです。
鋼製地覆の下の部分です。既設の地覆にボルトで固定します。この時点ではまだ施工していません。

■11/7
着工前

今回の工事では、昨年度までに完成した道路の植樹帯への植樹をしました。植樹による景観の変化が歴然です。
完成
歩行者からみるとこのような感じです。
今回の植樹で一番多く植えられたのがクロマツです。”海と松”、非常に相性がよさそうです。
クロマツの間に植えられたのがこの”カンボク”と”マユミ”です。
マユミです。(漢字では、真弓。別名山錦木)
マユミの木は堅くて柔軟性があるため昔は弓を作るのに使われたことからこの名が付いたそうです。
「街の景観を良くする(大事にする)」取組は、今回のような工事による植栽だけでは無く、様々なボランティア活動でも行われています。
植樹帯に色々な花が植えられています。

■10/19
今月に入ってから作業を進めていました摺付部(歩道嵩上げ)の施工状況です。この嵩上げは、現在拝み勾配になっている車道部の横断勾配を片勾配に変えるのに伴い、歩道全体の嵩上げと車道部半断面の摺付を行うものです。写真は歩車道境界ブロックの布設状況です。歩道の舗装は、作業の都合上早めに撤去した方がロスは無かったのですが、次の作業まで数日間があるため歩行者の方への配慮で残してあります。
縁石布設が完了した後、歩道の路盤工を施工します。産業廃棄物であるコンクリート殻をリサイクル(破砕)した再生骨材(40-0mm)を、再生資源として有効活用しています。人力での整正状況です。
敷均し整正した再生骨材は、十分転圧(締固め)します。
歩道の舗装です。ここで使用しているアスファルト混合物(いわゆる”合材”)にも、アスファルトコンクリート殻が20%含まれています。
車道部のレベリングです。道路のセンターから歩車道境界ブロックに向かって厚さが厚くなるので、この舗装(粗粒度アスコン)で平らな路面を作ります。この後、工事の完成間際に表層(仕上げの舗装)を施工します。
エンルム岬です。現場事務所の直ぐ近くにある様似漁港の一部を形成しています。港町ならでの風景です。
そのエンルム岬に登ってみました。水平線の左手方向にえりも町とえりも岬がかすかに見えます。

■9/28
9月も下旬になり、情報ボックスの施工が始まりました。情報ボックスとは、道路敷地内に地下に情報用ケーブルを収容するための空間で、道路管理者が作ります。今回の工事では、250mmの台付管を布設し、その中に光ファイバーを通す50mmのさや管を6本入れます。この作業は大変忙しく、掘削→管布設→路盤→仮舗装の一連の作業を一日で行わなければなりません。写真は、台付管の布設状況です。
工事の始まりに合わせるかのように、7月から始まっていたコンブ採りの舟が見えなくなりました。
舟からは大量の昆布が荷揚げされ、干場へと運ばれていました。
干場では一枚一枚丁寧に広げて並べられ、天日乾燥されます。この後幾つかの工程を経て、名産「日高昆布」が出来上がります。
昆布漁が行われている海は、また、素晴らしい景観を提供してくれます。観音山公園からの夕日です。写真で十分に伝える事が出来ないのが残念です。

■8/30
拡幅の断面図です。本工事は、道路拡幅工事を目的にした舗装改良工事です。
黒線が完成の断面図です。その中にある赤線が現況断面図です。
改良部分の完成予想図です。
赤線が歩道完成形です。青線が縁石部です。
黒線が完成のセンターラインです。

改良部での施工に当たり信号機の移設があり、オレンジの線で囲ってある信号機を矢印方向に移動します。

■8/11
工事は8/16までお盆休みに入りました。

現場の直ぐそばには、日高管内では数少ない海水浴場の一つ「親子岩ふれ愛ビーチ」があります。最近はキャンプを楽しむ方もたくさん訪れ、短い北海道の海水浴を楽しんでいます。
親子岩です。

一日中様々な表情を見せてくれます。
工事を施工している時は、このような看板にお目にかかると思いますが・・・↓
工事をしていない時は、「フジケンタロウ」に変身します。お盆休み中御通行の際には、「安全運転」「ゆっくり運転」で楽しい北海道のドライブを満喫して下さい。

■7/25
工事を行う前(着工前)の終点側の写真です。
工事を行う前(着工前)の起点側の写真です
様似町を代表する景勝地、「親子岩」。今後、様似町周辺の情報も合わせ工事を紹介して行きます。
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